シェフ自慢のスペシャリテたち

フランクフルタークランツ

5号(15cm/4~5人分)¥1,566

シェフ小山のお菓子人生を決めた ドイツの伝統菓子を軽やかに仕立てて

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消費期限
3日(冷蔵)
箱サイズ:縦20× 横20× 高さ9cm
特定原材料等28品目:卵、乳成分、小麦、落花生、大豆

「フランクフルトの王冠」という名を持つこちらは、その名の通りドイツ・フランクフルトで「ケーキと言えばこれ!」というほど愛されてきた伝統菓子。 日本でも1960年代から1980年代にかけてとても人気がありました。 そんなフランクフルタークランツを軽やかに仕立てたのがエスコヤマ流。 生地は、卵立てにして上質な空気をしっかりと含ませて。 そんな軽い食感の生地と共に溶けてゆくのは、周りにまとった淡雪のような自家製のクランツシュガー。 ピーナッツに、液体状になるまで火を加えたアツアツの砂糖を加えてミキサーにかけ、粉糖のように細かくなるまでミキシングすることでふわりと軽く仕上がります。 さらに、2層にサンドしたバタークリームのなめらかな食感と、粗く刻んだピーナッツのカリカリとした食感の組み合わせが生み出すコントラストが、つい「もうひと切れ!」と手が伸びてしまうのにひと役かっています。

忘れない“あの日”の感動を胸に刻んで

 パッケージに刻まれた「1983.10.5.」という数字……。
これはシェフ小山が初めて「スイス菓子ハイジ」と「フランクフルタークランツ」に出会った特別な日付です。
修行するお菓子屋さんを探していた若き日の小山シェフが、神戸の「スイス菓子ハイジ」を見学したときのこと。
帰り際に「お土産」として手渡されたのが、このフランクフルタークランツでした。
いただいた時は内心、「あぁ、バタークリームのリングケーキかぁ。 想像がつくなぁ」と思っていた小山ですが、ひと口食べてびっくり。
バタークリームの概念を覆す軽い食感がとても新鮮で美味しかったのです。
その味わいと温かい心遣いに胸を打たれ、「自分が修行すべき店はここだ!」と、「スイス菓子ハイジ」への入社を決意したのでした。
すなわち、スイス菓子ハイジのフランクフルタークランツとの出会いが、
パティシエとしての第一歩になったのです。
受け継いだ「心」と「味わい」をエスコヤマらしく伝えたい……。
そんな想いで日々作り続けている大切なお菓子です。