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山々に囲まれた丹波篠山の豊かな自然の中で育まれた、みずみずしいブルーベリー。たっぷり絞った自家製カスタードクリームとまろやかなクリームチーズの上にこぼれんばかりに盛りつけて、真っ赤なフランボワーズを色鮮やかにあしらいました。中に忍ばせたカシスソースやフランボワーズジャムが、ブルーベリーのフレッシュな甘みや酸味をいっそう鮮明に。果肉から溢れだすジューシーな味わいとクリーミーなコクが、やさしく爽やかなハーモニーを奏でます。コロンと添えたクランブルが、ザクザクと香ばしい食感のアクセントに。夏の果実の恵みがふんだんに盛り込まれた、贅沢な季節のタルトを召し上がれ。

種類によって、収穫時期や粒の大きさ、酸味・甘みのバランス、皮の厚み、種の大きさなどが異なるブルーベリー。シェフ小山は「酸味の際立っているものと甘みの強いものを交ぜてガバッとつかんで頬張るのが一番おいしい」と言います。旬のこの時期に丹波篠山のfutaba農園から届けられるブルーベリーは、小山の指定した味の割合になるよう、多い時で10種、少ない時でも4種類以上ブレンドされています。
6月末から7月中旬は、大粒で甘み・酸味のバランスが取れた“ハイブッシュ系”をメインに。8月下旬にかけては、少し小ぶりながらもしっかりと甘味を蓄えた“ラビットアイ系”が加わり、食感にも僅かに変化が生まれます。移りゆく旬の味わいをぜひ、お楽しみくださいませ。

※お召し上がりの際には、季節のソルベやグラス（アイスクリーム） を添えてお出ししています。