2012年に誕生した国際的なチョコレート・コンクール
公式サイト(英文):https://www.internationalchocolateawards.com/
イギリスの「70%」というチョコレートのスペシャリストらによる、チョコレート専門のWEBサイトと、ロンドン中のチョコレート好きが集結する名物イベント「チョコレート・ウィーク」が中心となり、2012年に発足。「世界中のカカオ農園からショコラティエに至るまでのチョコレートに関するあらゆるステージにおいて、最も優れた高品質なチョコレートを認定すること」を目的としています。
子どもの頃、学校の帰り道に感じた金木犀の香り。懐かしくも優しい香りに、ドライプルーンやプルーンのコンポートを思わせる芳しい香りのペルーのチャンチャマイヨ産カカオ(63%)を合わせました。
巨峰のような凝縮感のある酸味のケニヤ・カイナムイファクトリーのウォッシュトコーヒー。 複雑に重なり合う果実感に、ドライプラムやプルーンのコンポートを思わる芳しい香りと酸味が特徴のペルー・チャンチャマイヨ産カカオのオレを合わせました。柔らかく心地の良い酸味と芳醇な広がりを感じていただけます。
パナマ・ダンカン農園で収穫された貴重な「ゲイシャ」種のナチュラル製法のコーヒー。チェリーやレモネード、ジャスミンやライチなど、様々な要素が複雑に絡み合う繊細な風味と、優しい甘味と酸味のライチを合わせました。ドライフルーツやプルーンのコンポートを思わせる芳しい香りのペルーのチャンチャマイヨ産カカオ(63%)がフルーティーな風味を一層引き立てます。
京都府・宮津で100年以上続く酢の醸造所の製造過程で生まれる、米のコクや旨味がたっぷりと詰まった豊かな味わいを持つ酒粕。1年熟成させ甘味と旨味を増した酒粕に、まろやかなミルクチョコレートと赤いベリーのような華やかな酸味のダークチョコレート(64%)と合わせました。
南アフリカにしか自生しない「ルイボス」のお茶。そのマイルドに広がるほのかな甘みに、赤紫蘇を合わせました。2つの素材の優しい風味がミルクチョコレートの丸みと合わさり、噛むごとにお口の中に優しく広がる繊細なボンボンショコラです。
常温真空乾燥により、ごぼうそのものの風味をそのまま保存したパウダーと、京都の薬味・黒七味(白ごま・唐辛子・山椒・青海苔・けしの実・黒ごま・おの実(麻の実))をプラリネにしました。焦がしバターを加えることで、ごぼうの滋味深い味わいが際立ちます。
アマゾンを代表する4つのフルーツ(アセロラ・グァバ・パッションフルーツ・クプアス)の華やかな香りと酸味に、上品な苦みの抹茶を合わせました。噛むごとにアーモンドの香ばしさを背景に、酸味と甘味、苦味が立体的に重なり合うボンボンショコラです。クプアスはカカオの親戚で、アマゾン流域では「神の果物」と呼ばれるフルーツ。チョコレートとの相性の良さにもご注目ください。
パワフルな酸味のエチオピア産コーヒー「ブルーナイル」を、低気圧調理器「ガストロバック」を使って抽出し、ベネズエラ産のビターチョコレート(カカオ分70%)に閉じ込めたガナッシュと、香り豊かなグアテマラ産のコーヒーの花の蜂蜜ガナッシュとの2層仕立て。時間差で表れ、長い余韻を残してくれる蜂蜜の芳醇な香りと甘みがコーヒーとうまく溶け合った深い味わいのショコラです。
日本でも古くから保存食として煮物などにして食べられてきた切干大根。それが出汁になった時の深く滋味深い味わいを、生クリームにアンフュゼすることで引き出しました。その丸みのある旨みと、ミルクチョコレートの持つまろやかさが織りなす美味しさをお楽しみください。
ベトナムで、古くから王族のためのお茶とされていた蓮の花で香りづけした貴重な蓮茶。 その甘く爽やかな香りとほのかな甘みが上品に香るお茶に、エレガントな酸味とフルーティーな香りがあふれるフランボワーズを合わせました。ベトナムのチョコレート(カカオ分71%)の、どこかシナモンを思わせるスパイシーな香りとフローラルなアロマもあいまって、オリエンタルな魅力をたたえるボンボンショコラです。
南日本・鹿児島県奄美群島の一つ、喜界島。その中の「花良治」という集落で生育される幻のみかん「花良治みかん」の皮と果汁の爽やかな香りを活かし、透明度の高い喜界島の海水から作られる島塩とキレの良い辛味の青唐辛子でシンプルに漬け込んだ調味料が「花良治胡椒」です。また、花良治が生産量日本一を誇る白ごまに、花良治みかんのペーストや唐辛子をブレンドした「花良治胡麻」をキャラメリゼして、香ばしいプラリネにしました。
糸島産の大豆と小麦、玄界灘の自然海塩を原料として木桶で仕込まれた、福岡県糸島市で作られる2年仕込みの醤油。その過程で生まれるもろみは、米麹と酵母がたっぷりと含まれ、口の中に広がる旨味は格別です。自然の塩味が感じられるこのもろみに、コスタリカ産のミルクチョコレートを合わせました。日本の発酵食品との相性は抜群です。
日本では江戸時代から食べられてきている漬物・たくあん。 大根本来の味が濃縮されると同時に米ぬかの中の麹の働きによって甘味が増したたくあんをフリーズドライにし、 プラリネの中に混ぜ込みました。噛むごとに広がる甘味と旨味をお楽しみください。
その歴史は古く、西暦700年代から日本で食べられてきた漬物・奈良漬。大根を塩漬けにしたのち、何度も新しい酒粕に漬け替えながらできる奈良漬は、口中に芳香が広がる、まろやかながらコクのある味わいが魅力です。この奈良漬をフレークにし、日本の発酵食品と相性のよいコスタリカ産カカオのミルクチョコレートと合わせました。口の中に広がる芳醇な風味と旨味をお楽しみください。
香り高い黒大豆を香ばしく炒って丸ごとすりつぶした黒大豆きなこと、和菓子を代表するあずきをミルキーな甘さが魅力のホワイトチョコレートに混ぜ込みました。日本のかき氷“ミルク金時”を思わせるタブレットです。
はっきりとした旨味とまろやかな甘味が際立つ最高級の玉露の”本物の(リアルな)”美味しさ、魅力を世界に紹介したい、という想いから創ったチョコレートです。
茶葉も混ぜ込むことで、噛めば噛むほどサクサクとした食感と深みのある風味が余韻として広がります。
新芽だけを選んで摘んだこの貴重な抹茶は、色も香りも非常にみずみずしく、フレッシュな魅力にあふれています。その爽やかな風味に、パッションフルーツの酸味を閉じ込めたヘーゼルナッツのプラリネを合わせました。噛めば噛むほど、パッションフルーツの酸味とヘーゼルナッツのふくよかさ、抹茶の爽やかな風味が広がります。
カカオフルーツの果肉とカカオ豆の胚乳部分であるカカオニブをコロンビア・トゥマコ66%のチョコレートに混ぜ込みました。テロワールが同じチョコレートとカカオニブを合わせることで、力強くウッディなアロマがより豊かに広がり、柑橘、スパイス、キャラメルなどの多彩な香りが重なります。まさにカカオフルーツとチョコレート「親子の再会」から生まれた幸せなマリアージュを堪能いただけます。
かんぴょうのフレークにフルーティーで青りんごのような後味に、ほのかにピリッとした辛味のアクセントがあるシチリアのエクストラヴァージンオイルを絡め、コスタリカ産カカオのミルクチョコレートに混ぜ込みました。