Vol.6
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2日目:「AMERIA」でのランチ

入社5年目、バウムクーヘン製造担当の浅田良と申します。 アルゼンチン出身シェフのレストラン「AMELIA(アメリア)」でのランチとサンジャンドリュズのフリータイムのレポートを担当させていただきます。

今回、研修2日目、私はシェフのご厚意でレストラン「AMELIA」(アメリア)にてご一緒にお食事をさせていただきました。エスブーランジュリー担当の山本さん、営業部資材管理課の杢田さんとの4人でのランチです。普段は担当業務が異なるメンバーですが、山本さん、杢田さんは共に入社5年目で1年目の時に一緒に国内研修を受けさせていただいた同期です。お店までの道中、昔話に花が咲きました。

さて、今回訪問させていただいたレストラン「AMELIA」(アメリア)は、スペインバスクのサンセバスチャンにあるアルゼンチン出身のパオロ アイアウロ氏がオーナーシェフをされているお店です。店内には、スターウォーズが好きなパオロシェフご本人が描かれた絵画がたくさん飾られていました!特にダース・ベイダーが好きなのだろうなとすぐわかるほど、絵画や、フィギュアも置いてありました。シンプルな内観に遊び心がたくさん詰まったお店です。


席に着く前に、スタッフの方が案内して下さり、パオロシェフに挨拶をすませてから、地下にある厨房を見学させていただきました。小山シェフとご一緒させていただいているからこそできる体験!本当に貴重です。

厨房には新鮮な魚介を冷やす為に作業台に窪みがあり、氷が敷き詰められておりました。又、炭火で食材を焼くグリルがあり、食材に合わせて直火のような焼き方、遠赤外線で焼く焼き方など、ハンドルで高さ調節ができ、火力だけでなく食材への熱の入り方まで計算して焼けるようになっていました。

これは“アサドール”という、アルゼンチンではよく見られるごく一般的な調理法だということでした。
今まで見た事がない機具があり、終始厨房に釘付けでした!

パオロシェフは、「豊かなバスクの素材を使って、アルゼンチン人の自分だからこそ作ることのできる表現で料理を作っているのだ」とおっしゃっており、料理は後で詳しく説明しますが、パオロシェフの料理を通して、シェフご自身が育った環境や経験を一皿一皿に込められているのを感じました。


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