Vol.15
18.5.22 (2/2ページ)

6日目:アムステルダムでのフリータイム

都心なだけあってたくさんの人が通行しておりました。今回の研修旅行で今まで訪問させていただいた地域とはまた全然違った街並みにとてもわくわくしました。楽しみだったアムステルダム観光のスタートです!

目の前に広がっているのは海外に来たと実感出来るような佇まいの歴史を感じる建物や、トラムという路面電車が走っています。これがなかなかのスピード!またこの街はどこか東京を思わせるような、人が足早に行き交う、都会ならではのせわしなさが印象に残りました。

景色を楽しみつつ、駅を背にダム広場までまっすぐ伸びたダム通りを進みます。天気はあいにくの雨。そして5月でも最高気温が16℃までしか上がらないようです。この日私は半袖でしたので肌寒さを感じました。

ちなみにアムステルダムという街の名前の由来は、「アムステル川に築かれたダム」という意味で、160本もの運河が放射状に通っています。観光用のクルーザーもたくさんあり、時間が許すなら是非乗ってみたいと思いました。
街並みはとても美しく、お店もたくさんありとても賑やかでした。絵に描いたような家々やカラフルなお菓子屋さん、美味しそうな料理や可愛い雑貨屋さん、歩くだけでワクワクするような街です。

ダム広場に到着すると、右手には豪華絢爛な王宮、左手には白くそびえ立つ戦没者記念塔。もともとはここにダムがあったそうです。そしてここでフリータイムが始まりました。

私は同期のメンバーと散策をはじめ、まずはお土産を探しに行きました。
雑貨屋さんが沢山ありますが、その中でも目を奪われたのが、天井や壁にびっしりかけられたカラフルな木靴、そして「デフルト陶器」と言う白地にスズ釉薬で色付けした青色が何とも美しい食器や置物達。どの商品も色味がとても美しく、色々目移りしてしまいました。

食べ物はストロープワッフルというオランダで1番有名なお菓子を購入しました。こちらは間にキャラメルがはさまっており、コーヒーカップや紅茶のカップのふちに乗せ、キャラメルを溶かして食べるのがオススメの食べ方だそうです。元はパン屋さんが余った材料を無駄にしないようにと作られたお菓子だったそうですが、市場やスーパー、お土産屋さんなど色々なお店で見かけるほど皆に愛されるお菓子になったのだろうなと感じました。

オランダは他にもチーズが有名で、専門店をいくつも見かけました。

お土産も買い終わり、お腹も空いてきたので、現地ガイドさんのオススメのフライドポテトを食べることに。ここのLサイズは日本では比べ物にならないくらい大きい!皆で分けていただきます。

次のお店は少し歩き、ピザ屋さんへ。ピザのワンカットがこれもまたビッグサイズ!全体がフワフワしたパンのようなボリュームのピザは十分お腹を満たしてくれました。お店のおじさんも気さくで優しい方。とてもフレンドリーに接していただきました。このような出会いも旅の醍醐味です。

楽しい時間は過ぎあっという間に集合時間になりました。全員揃ったところで足早にオランダ空港へ戻り、アムステルダムをあとにしました。歴史ある街並みとせわしない都会の時間が交差するアムステルダムでの観光はとても短い時間でしたが、見るもの全てが驚きと新鮮さでいっぱいでした。


長いようで短かった研修旅行もここで終了です。幸運にも毎年参加させていただき、色々な所へ行かせて頂きますが、毎回世界の広さを実感いたします。世界にはまだ自分の知らないことがたくさんあり、知りたい、見たいと好奇心を持って行動した分、新しいものや初めて出会う人、沢山の経験をさせて頂くことが出来ます。日々の生活を何となく過ごすのではなく、何事にも興味を持ち、アンテナを張り巡らせ過ごしていけるようにしていかなければなりません。楽しむだけではなく、毎回気を引き締める事が出来る大切な機会を小山シェフは私たちに与えてくださいます。この様な機会を頂けるのも、シェフを始め、周りのスタッフや現地で支えてくれる人々、そして何よりもエスコヤマにご来店頂き、この期間中も心待ちにして下さるお客様のおかげだと実感いたします。まだまだ未熟で知識も経験も少ないですが、探究心を持って日々努めていきます。


最後までお読み下さいまして誠にありがとうございました。


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