贈る人の気持ちを届ける、多彩なギフトたち

焦がし醤油パイ

¥3,240

賞味期限
14日(常温)
箱サイズ:縦20× 横15× 高さ5.5cm
販売予定期間:2015/11/20(金)~

甘辛く焦がした醤油の旨味をまとわせて香ばしさ満点のパイに焼き上げました

熱い鉄板の上に醤油を垂らすと、ジュッと弾けてぶくぶくと泡立ち、やがて香ばしい薫りが立ち登り始めます。醤油に含まれる糖分をあえて焦がしてキャラメライズすることで、その独特の香り、深いコクやほのかな苦味を引き出す調理法は、日本人なら日常的に味わうことのできる親しみ深い味覚の体験です。例えばそれは、鉄板焼きの〆のガーリックライスであったり、すき焼きや照り焼きであったり…そんな旨味のセオリーにのっとって作られたのが、エスコヤマの「焦がし醤油パイ」です。パイ生地は、発酵バターをたっぷりと折り込んで幾重にも折っては伸ばす工程を繰り返して焼き上げたパート・フィユテ。表面には柚子の香りと一味の風味漂う粉醤油をまんべんなく。裏には煮詰めた「かめびし屋」の熟成醤油を塗り、最後に粉糖をかけて再び200℃のオーブンに入れること5分。表面のキャラメル層はパリッと甘く、続くバターの風味豊かな生地はザクザクときめ細やかな歯触り。まろやかで深い焦がし醤油の風味にふわりと柚子が重なり、最後に一味唐辛子がピリリとスパイスを効かせる…そんな絶妙な味わいのパイが焼き上がりました。1枚、また1枚と後を引くこのおいしさをさらに楽しみたい方は、ぜひ小袋に入った京都の料亭・下鴨茶寮のオリジナル「料亭の粉しょうゆ」をたっぷりとふりかけてどうぞ。舌に直接触れる「粉しょうゆ」の味わいが、ほのかな柚子の香りとともにより立体的かつ濃厚にお口に感じられ、また違った表情の味覚をお楽しみいただけます。

Inside Story「焦がし醤油」のテクニックをショコラからパイへと再構築

このパイは、2014年のサロン・デュ・ショコラ パリにおけるC.C.C.のデギュスタシオンで受賞した
ボンボンショコラ「こがし醤油」と密接な関係のあるお菓子です。
ある時、鉄板焼きをいただいていたシェフ小山が、目の前で〆のガーリックライスを作る
料理人の手元を見ていてふと気づいた「焦がし醤油」のテクニック。
鉄板の上で醤油の中に含まれる糖分が熱され、キャラメル化することで起きる味覚の変化
〜メイラード反応〜が、料理の味わいに大きく影響することを改めて認識することによって誕生したものです。
2014年は、そのセオリーを用いてショコラを構築しましたが、2015年は同様のセオリーをパイに応用。
さらに、柚子の皮や一味唐辛子がブレンドされた、京都の料亭下鴨茶寮の「料亭の粉しょうゆ」をふりかけて
「重ね味」にすることで、より立体的に多彩な味覚や食感を楽しめるひと工夫も凝らしました。