1本入り ¥2,484
賞味期限
10日(冷凍)
※店頭では冷蔵で販売しております。
箱サイズ:縦21× 横11× 高さ8cm
特定原材料等28品目:卵、乳成分、小麦
上質のバタークリームを徹底して追求し、試行錯誤を重ねて生まれた魅惑の味
「幼少の頃、バタークリームに対する思いはあまり良いものではなかった」というシェフ小山が、「バタークリームの美味しさを伝えたい」という思いで創作したお菓子。そして、「懐かしさを感じていただきながら、広く愛されるお菓子に」との思いもあって、お客様にとっても馴染みのある「巻く」というスタイルで生み出されたのがこの「コヤマロール クラシックバター」です。生クリームが主流の時代に、改めてバタークリームの美味しさを伝えるためには、素材選びも非常に大切でした。コクがあり、優しい味わいに仕上げたバタークリームには、北海道産原乳にこだわった「生バター」を使用。そしてミネラルを豊富に含み、コクのある味わいと素朴な甘味が優しく広がる「奄美諸島産さとうきび100%で作られる“素焚糖”」を使って美味しい甘味を表現しました。冷やして食べていただきたいこのお菓子で大切にしたのは「口どけ」。クリームはもちろん、生地も、さとうきびの美味しさを表現したバタークリームに合うよう、キメの細かい口どけの良いものを目指し、さらに「巻く」という作業にも適した生地に仕上がるように何度も実験をして完成させました。また、さとうきび本来の「自然とカラダに染みる美味しさ」を表現するため、生地に打つポンシュにもさとうきびを使用したジャマイカ産のラム酒を使っています。こうして、古き良き時代と現代とをシャッフルさせて、もうひとつの“コヤマ”ロールが誕生したのです。
Inside Story 幼い頃の幸せの味〜バタークリーム〜
シェフ小山が幼い頃、ケーキ職人だった父親が厨房でケーキの上にバタークリームを絞り、
美しいバラの花を作っている姿をよく見かけました。
職人の手によって手際よく、リズミカルに絞られていくバラの花。
小山はその光景を見るのが大好きで、子どもながらに父の技に関心しつつ、見とれていたものでした。
時が流れ、小山が「スイス菓子 ハイジ」の喫茶で仕事をしていた修業時代、
トーストに添えるバターをバラの花形に絞ってお客様にお出ししていたのも、
そのバタークリームのバラが原点なのです。
子どものころはそれほど魅力を感じていなかったバタークリームも、
大人になった今、久々に味わってみると「あ、バタークリームっておいしい」と、
その意外なおいしさにあらためて開眼。
その魅力に気づかされたことが、この商品を作る大きなきっかけとなりました。
今の時代は新しいものを求めるだけでなく、
古き良き時代の味覚に立ち戻ることも大切。
幼いころの記憶として残っている、幸せなあの味を、今、この時代にこそお客様にお伝えしたい……
そんな気持ちで、上質のバタークリームを徹底して追求し、
試行錯誤を重ねて生まれたのが、このロールケーキなのです。