桃が旬を迎えるこの季節、エスコヤマ本店にも瑞々しい桃が主役のアイテムが登場しています。
19世紀に、近代フランス料理の父と呼ばれるオーギュスト・エスコフィエがオペラ歌手ネリー・メルバのために考案したデザート。
オリジナルでは、桃とフランボワーズとソルベのお菓子なのですが、歴史あるそのデザートをアレンジしたのが“小山流ピーチメルバ”です。
小山にとっては、修行時代に「桃をまるごと使ったお菓子を」というリクエストに応えて創った思い出深いお菓子でもあります。
その時のレシピをベースに、さらに変化を重ねて復活させました。
主役の桃は、低気圧調理器「ガストロバック」で一工夫。加熱をしないため、細胞壁を破壊することなく“食感はフレッシュフルーツなのに、中まで蜜がしみこんでいる”という魔法のような調理法。
バニラが香るババロアと桃のムース、フランボワーズのコンフィチュールを忍ばせました。
フレッシュな食感と共に、クリーミーで心地よい口どけをお楽しみいただけます。
◇ピーチメルバ(ガストロバック使用)http://www.es-koyama.com/eskoyama//petit_gateau/108.html