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¥2,500
30日間(20℃以下)
箱サイズ:縦8.5×横17×高さ3cm
世界中から集う、様々なプロフィールを持つカカオたち。 香り高きフルーツやリキュール、芳醇なクリームに、香ばしいナッツ、濃厚なキャラメルetc。 1粒のショコラの中には、それらのファクターが複雑に関係し、濃縮され、ひとつの完成された世界を作り上げています。 カカオとこの世のあらゆる素材のコンビネーションから無限に生まれる、ショコラの表現。 それは、目で見て、肌に触れて、香りに酔い、味わいを堪能し、口どけと余韻に浸り、五感を通して心に伝わる、束の間のエンターテインメント。 人間の五感のすべてを刺激するショコラの世界は、どこか官能的で、哲学的でさえあります。 いくつもの出会いと経験を重ねるほどに、微細なカカオの個性の違いや、素材の組み合わせの妙味を体感できる、それがショコラの醍醐味。 ショコラを愛するみなさまに、そんな出会いのサプライズをお届けするために、私が最も大切にしているのは、「丁寧」という言葉です。 「丁寧」、それは日本のモノづくりのエスプリを象徴するキーワード。 18℃という保存温度の設定。 対カカオ比50%という水分量の限界。 複雑かつ多岐にわたるカカオと素材の相性。 そんなあらゆる「制約」の中で表現を要求されるがゆえの難しさを感じつつも、作る過程を愛おしみ、まるで懐石料理のように理路整然としたスタイルで、一つ一つの仕事を完成させる。 そんな“日本のDNA”を全てのショコラに込めて。
パティシエ・ショコラティエ
小山 進
ブラッドオレンジの爽やかな酸味が漂う、ホワイト&ミルクチョコレートのショコラ。やさしく甘美な味わいが広がります。
キレのあるビターチョコレートが力強いタヒチ産バニラのアロマで情熱的な味わいに変身します。
四万十川で育った収穫したての柚子を手搾りに近い方法で搾汁。そのピュアな酸味、すっきりとした苦味をストレートに感じられるよう、無垢なホワイトチョコレートを合わせました。
純粋なミルクチョコレート。 まろやかに広がるカカオの甘みは 心の琴線にふれるやさしい味わいです。
フローラルなアロマ漂うエクアドル産アリバナシオナル種をメインにしたショコラオレ50%とショコラノワール72%に、日本が誇る桜の樹のチップ「コポー」のやわらかな樹の香りをうつし込みました。
ライチとバラのやさしい香りの中に見え隠れする、ダークなフランボワーズのビターチョコレートが刺激的な味わい。
まるで日本料理を思わせるそのプラリネは、万願寺とうがらしのしょうゆ漬けのフリーズドライとアーモンドのプラリネのコンビネーションから生まれました。
鉄板で醤油が焼けるこうばしい香りとともに広がる、ショコラオレ+醤油の魅惑のガナッシュ。
表面に施された粉しょうゆによる食感と「重ね味」に日本料理のような味の深まりを感じて。