Prev
Next
1箱(5個入) ¥1,600
30日間(20℃以下)
イギリスの「70%」というチョコレートのスペシャリストらによる、チョコレート専門のWEBサイトと、ロンドン中のチョコレート好きが集結する名物イベント「チョコレート・ウィーク」が中心となり、2012年に発足した、「INTERNATIONAL CHOCOLATE AWARDS(インターナショナル チョコレート アワーズ)」。このコンクールは、「世界中のカカオ農園からショコラティエに至るまでのチョコレートに関するあらゆるステージにおいて、最も優れた高品質なチョコレートを認定すること」を目的としています。 小山進は、新たなクリエイションへの刺激と可能性を求めて、2013年、予選となるアメリカ大会および、ロンドンで開催された世界大会に出品しました。そして、ボンボン(Filled chocolates)部門において2作品で1位(金賞)したのです。このたび登場したボンボンセレクションは、そんなインターナショナル チョコレート アワーズを沸かせた品々を余すところなく味わっていただけるアイテムです。
ARTEMISIA ABSINTHE
ANGELIQUE 68%
(アルテミジア・アブサン・アンジェリーク68%)
ヨーロッパの代表的な薬草酒「アブサン」。中でもその発祥の地スイス・クヴェ村で作られる「アルテミジア」は、とろりと甘い口当たりながらもメリッサ、ヤナギハッカ、ミントなどの爽快なフレーバーと、ニガヨモギの薬草らしい香味が特徴です。シェフ小山自身も行きつけのショットバーでカクテルとして何度か味わい、「ミルクチョコレートと相性が良いのではないか?」という印象を受けたのだとか。そんなインスピレーションから生まれたこのボンボンのガナッシュには、草木や森の香りを感じるエクアドル産・アリバナショナルのミルクチョコレートをセレクト。コーティングにはビターチョコレートを用いることで、きりりと輪郭の締まった大人テイストのショコラが誕生しました。
焼リンゴにフランボワーズソースをかけたデザートを彷彿とさせるボンボンショコラ。ボトムのキャラメルにはフルーティーで華やかな香りのグラニースミスなど2種のりんごを使用。上層のフランボワーズのガナッシュには、酸味を効かせたマダガスカル産のカカオを合わせました。隠しスパイスとして、スリランカ産シナモンをひと振りすることで、りんごやキャラメルの風味に甘い華やぎを添え、まるで一皿のデザートのような一体感を醸し出します。
ロンドン世界大会1位(金賞受賞)
アメリカ大会金賞
山と海と豊かな太陽に恵まれた郷・和歌山が育んだ最高峰の梅「南高梅」。古来より青梅を紫蘇に漬けこみ、梅干しとして親しまれて来ましたが、このボンボンでは黄色く熟した完熟梅を使用。その独特のみずみずしい薫りと強い酸味をショコラに閉じ込めました。ボンボンのボトムには、同じバラ科のアーモンドを用いたプラリネを合わせることで、酸味をやわらかに中和。フルーティーさとナッティさの調和が見事にとれた個性的な一品に仕上がりました。
このプラリネの素材は、桜のチップでスモークした香ばしいピーナッツ。燻煙することでそのナッティな味わいがより深みを増し、大変身を遂げました。さらに、燻煙したピーナッツをキャラメリゼして多彩なクーベルチュールをブレンドしたミルクチョコレートと合わせることで、甘く、ミルキーで優しい、アメリカンなテイストのプラリネが完成。アクセントに同じく桜のチップでスモークしたゲランド塩をほんの少し加えることで、シャリシャリした食感だけでなく、味わいにも深みとリズム感が生まれました。
ロンドン世界大会2位(銀賞受賞)
アメリカ大会金賞
スコッチの名門「ラフロイグ10年」の熟成とピートの効いた独特の香りと、甘酸っぱいラズベリーとの深みあるマリアージュが楽しめる一粒。ラフロイグの個性ある薫香をしっかりと保ったガナッシュと、ラズベリーのフルーティーさと華やかな酸味を際立たせたガナッシュの2トーンが見事に調和。それぞれに個性の強い素材ながらも、お互いの特徴を消し合うことなく、その魅力を最大限に引き出したベストなコンビネーションです。