世界のカカオと個性ある素材の出会いに魅せられて。小山進のクリエイションの結晶

SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2024
ススム コヤマズ チョコロジー 2024

¥1,836

浮遊空間es ~4つの扉~

賞味期限
30日(20℃以下)
箱サイズ:縦10×横10×高さ3.5cm
特定原材料等28品目:乳成分、くるみ、りんご、大豆

ひとのはじまり
我々は産まれる前、ひとつの浮遊を体験しながら胎内期を過ごしていた。記憶には残っていなくとも、それを誰しもが本能的に憶えているという。母のお腹のなかで羊水に包まれ、重力をほとんど感じずに浮かぶ安心感。「ひとのはじまり」ともいえる、あの空間に似た感覚を呼び覚ます、そんなショコラがこちら。
No.1 芳香小野菊&カバラン+温州みかん
No.2 ルイボスティー&ラム+パイナップル
No.3 阿里山烏龍茶+カバラン&くるみプラリネ
No.4 オアハカ唐辛子&パプリカマンゴー+メスカル

新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、2020年以降は海外の土を全くと踏むことなく日本国内で創作を深めていたが、今、その種は再び広がった。影響を与えてくれたのは台湾。飲食業界は急速に発達していて、某Barでいただいた台湾茶ベースのカクテルは僕にヒントを与えるとともに脳を強く刺激。台湾ウイスキー「カバラン」も同じ。これまでに使用してきた素材も全く異なるアプローチをすることで、一見不安定にも思える状態や、現実から離れた夢のなかを体現する。また、今年はすべて、アクセントとしてお酒を使用することで、ふわっと浮き上がる感覚を演出。なかには「テキーラの母」と呼ばれる蒸留酒も。
口に運んで2~3回咀嚼、溶ける時間、余韻まで、全体的にトーンは落ち着いているものの、奥でたしかな光を放っている。数年前では辿り着かなかったマリアージュの妙技に、いつもと違う不思議な空気感が漂った。 これらのショコラもすべて、実は僕自身の無意識の領域にある本能的欲求によって導かれたのかもしれない。

SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2024が創り出す新たな世界「浮遊空間es」へようこそ。
扉に潜む味覚の先、あなたにはどんな感情が待っていますか?