こんにちは!カフェhanareを担当しております 宮澤 好と申します。
私は研修旅行6日目に訪ねた、ハワイアンハニーカンパニーについてレポート致します。
早速ですが、皆さんは近年ハワイで注目されている希少な蜂蜜をご存知でしょうか。
ハワイ島に生息するキアヴェという花の蜜だけで作られている、その名も“ホワイトハニー”と言います。
蜂蜜は純度が高ければ高いほど純白色に近くなることから、この蜂蜜は“幻の白い蜂蜜”と言われています。
今回は、蜂蜜の採取から瓶詰まで全ての工程を自社でされているレアハワイアンハニーカンパニーを訪ね、ホワイトハニーの製造工程を特別に見学させて頂きました。
オーナーのマイケルさんの案内のもと工場に入ると、中ではスタッフの方々が蜂蜜搾取の作業をされていました。
巣箱にセットする前のハニーコームも見せて頂きました。
マイケルさんによると、ほとんどの会社がプラスチック製のものを使っているそうですが、こちらでは蜜ろうで作ったオーガニックハニーコームを使用しているそうです。
その後ショップへ移動し、蜂蜜を試食させていただきながらお買い物を楽しみました。
レモンやジンジャー、リリコイ(パッションフルーツ)のフレーバーもあり、小山シェフはリリコイハニーを特に気にいっていらっしゃいました。
私は一番人気のグレートホワイトを購入。
ん?よく見るとラベルにサメのイラストが…??
実はオーナーのマイケルさんは海洋保全研究所の所長でありホオジロザメの研究家でもあるそうで、蜂蜜の売り上げの10%はホオジロザメ(ホワイトシャーク)の研究資金として寄付されているとのことでした。
そしてここからがこの日のメインイベント!
養蜂場での蜂の巣見学です!
蜂用防護スーツが数枚しかないため、小山シェフ・マイケルさん・通訳のニッキーさん・開発室長の長野さん・製造統括の大嶋さん・永井さん・私の7名のみで少し離れた養蜂場へ向かいました。
初めて着る防護スーツにテンションがあがっていたのも束の間、マイケルさんから蜂たちの機嫌が悪いので気を付けるようにとお話しがありました。
どうやらキアヴェの花が枯れて、採取できる蜜が無くなったため蜂たちが怒っているのだそう。ハラハラしながら巣箱に近づきます。
巣箱にたっぷり煙をかけると、蜜蜂たちが驚いて中から出てきました。
すかさずマイケルさんがハニーコーム(蜂の巣)を1枚取り出します。
先日蜜を回収したばかりなのと花が無いのとで蜜はありませんでしたが、本当に迫力満点!
マイケルさん曰く1つの箱に女王蜂は1匹でいいのでキャッピングの中に幼虫がいたら必ず取って、女王蜂のいない巣箱に移すそうです。あとは放っておいても働き蜂たちがちゃんと育ててくれ、女王蜂へと成長していきます。
こうして巣箱見学が無事に終わりました。
蜂たちが大人しくしてくれて、スムーズに見学することが出来ました。
巣箱から離れ、安全な場所まで行ってバスから降りたとき、
“せっかくやからアレやろうや!”と小山シェフ。
アレとは、そうです、アルマゲドンのラストシーン!笑
動画がありますので、ご興味をお持ちの方はシェフのインスタグラムをご覧ください。
Instagram:https://www.instagram.com/es_koyama/?hl=ja
いつでもどこでも面白いことを閃きそれをすぐに実行する小山シェフ。シェフのこういった姿勢を本当に尊敬しています。
最後に、花が終わった後のキアヴェの種も試食させて頂きました。
かぼちゃと豆を足したようなどこか懐かしい味でした。
この種をパウダーにしてマフィンを作ることもあるそうです。
研修旅行の度に思うことですが、個人の旅行ではまず経験できないことを沢山させて頂き恵まれた環境にいることを幸せに思います。
今回訪ねたレアハワイアンハニーカンパニーも、製造工程を見せたり一緒に養蜂場に行ったりという事は普段はされていなくて、特別に承諾頂きました。
“本物を知ることが大事”
シェフは日頃からよく仰っていますが、正に本物を知る研修となりました。
数年前から蜂蜜づくりに興味を持っていることもあり
、
「今年こそオリジナル蜂蜜作りたいなぁ。hanareでフレンチトーストにして出したいなぁ。」と帰り際に話されていました。
エスコヤマオリジナル蜂蜜のフレンチトースト、メニュー化出来たら素敵ですよね!
皆さんお楽しみに!