< Salon Du Chocolat Paris 2016 >
■ 会 期 : 10月28日(金)~11月1日(火)
※前夜祭 : 10月27日(木)19:00~
■ 会 場 : ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場
2016年10月28日(金)からフランス・パリにて開催される、 世界最大のチョコレートの祭典「SALON DU CHOCOLAT 2016(以下:サロン・デュ・ショコラ)」にて、シェフ 小山は、2016年の最新作のショコラ『SUSUMU KOYAMA’S CHOCOLOGY 2016』を発表いたします。
小山の最新ショコラのテーマは、「Human ~coexist with nature(自然と共に)~」です。
カカオフルーツからチョコレートをつくるのに必要な「発酵」や「熟成」は、古くから日本に根付いている食文化でもあります。先人たちの知恵や技術によって生まれる“自然の恵み”に、現代のテクノロジーを掛け合わせて、「自然の力」を吹き込んだ4粒のチョコレートが完成しました。
発表の場となる「サロン・デュ・ショコラ パリ」は、エスコヤマは2011年の初出展以来、今年で6年連続の出展。
日本で生まれ、修行した小山が生み出す創作や日本のものづくりはパリでも注目されており、日本の文化を世界に向けて発信する機会でもあります。
尚、同会場では、サロン・デュ・ショコラ事務局からの依頼により、「まだ見ぬ日本の味覚」をテーマに「発酵」「熟成」素材を用いたチョコレート菓子のデモンストレーション(10月30日11時~)やセミナー(10月31日14時~)を行います。徳島県の特産品である「徳島ゆず」とチョコレートとのマリアージュをご紹介するセミナーも実施します。こちらも併せてご注目ください。
毎年、数多くのショコラティエが訪れるエスコヤマのブースイメージです。 今年のCCC出品作品である4種類のチョコレートのテーマ「Human」をオリジナルのロゴで表現し、全体的にスタイリッシュな景観に仕上げられています。また、ブース正面から見て左側の壁にはモニターが設置され、こちらには4種類のチョコレートと関連したオリジナルの動画も上映予定です。
私たちのものづくりは、先人たちが遺してくれた「自然(が生み出す味)を表現する」ための知恵と技術の上に成り立っています。
「自然を表現する」とは、ありのままの自然を受け入れ、自然が生み出す“違い”から感じたことを心のままに表現することであり、全てのモノづくりの普遍的なテーマであると今はっきりと理解しています。
「自然に逆らわず身を委ね、先人の知恵と恩恵に感謝し、今の時代だからこそ我々ができるクリエイションを力強く後世に残したい」。こうした強い想いから、2016年の作品テーマを「Human ~coexist with nature(自然と共に)~」としました。
ショコラティエ 小山 進
2016年11月下旬 発売予定
1箱(4個入り)1,728円
1964年京都生まれ。2003年兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」をオープン。「上質感のある普通味」を核にプロフェッショナルな味を展開し続けている。フランスの最も権威のあるショコラ愛好会「C.C.C.」のコンクールでは、2011年の初出品以来、5年連続で最高位を獲得。また、インターナショナル・チョコレート・アワーズにも2013年より4年連続で出品。2016年のアメリカ&アジア太平洋大会では、金賞を8品、銀賞を21品、銅賞3品と4年連続で多数の受賞を果たすなど、世界的なショコラティエとしてその活動の幅をますます広げている。カカオの産地には毎年訪れ、これまで訪れた産地はエクアドル(2回)、マダガスカル、ベトナム、インドネシア、コロンビア(2回)、ペルー。現在も、「産地に近い考えを持ったチョコレート職人」を意味する“カカオティエ”を目指し、カカオハンターや優れたクーベルチュリエたちからカカオ産地の歴史や生育環境、カカオそのもののポテンシャルを学ぶ日々を送る。